今回は、ママさんバレーのチームの選び方です。
初心者さんの場合、地域で誘われたから、と、たまたまそのチームに所属、ということも多いかと思います。
が、このチームの選び方。
実は、とても大事です。
チームのカラーをよく知ってから、自分のあったチームを選んで入部しないと、後で大変な思いをすることにもなります。
一つのチームで足りなくて、二つ目のチームを探す場合、辞めた後にまたバレーをしたいと思う場合、引っ越しなどでチームを変わる場合など、ぜひ参考にしてみてください。
【目次】
- そのママさんバレーのチームの特色を知る
- どのレベルでママさんバレーをしたいかを考える
- そのチームに空いているポジションがあるか
- アタッカーであれば、セッターとの相性も大事
- セッターであれば、やりたいコンビができるか
- お勧めのチーム選びのまとめ
そのママさんバレーのチームの特色を知る
ママさんバレーのチームには、二つのカラーがあります。
よく言われるのが、楽しむチームか、勝利を目指すチームか。
その真ん中で、楽しみながら、かつ勝利を目指す、という場合もありますが、なかなか難しいのが現実です。
チームのメンバー募集で、初心者大歓迎!と書いてあるにも関わらず、バリバリ勝利を目指すチームだった場合、試合に全く出してもらえない、ということも多々あります。
それがわかった上で、勉強のために入部する場合は良いですが、下手したら、練習さえもスタメン優先で、試合にも出してもらえず、かと言って、周りの目がこわくて辞めることもできず、というような泥沼化することもあります。
逆に、楽しむチームに入った場合、練習はおしゃべり中心、試合はみんなで平等に交代するため、勝てる試合にも勝てない、のがストレスになる場合もあります。
どちらが良い悪いということはないのですが、入部する前に、そのチームのカラーを知っておくことは大切です。
どのレベルでママさんバレーをしたいかを考える
基本的に、自分の技術レベルというものは、自分でわからなかったりするものです。
一つの技術だけを見るわけではなく、攻撃力は高いけど、守備力が弱い人、という場合は、評価する人によって、攻撃力を重点に見る場合と、守備力を重点的に見る場合があるからです。
レベルを見極めるには、候補のチームに何度か体験に行って、自分がそのチームで、自分がみんなを引っ張っているのか、同じくらいでお互い協力できるのか、いつもみんなにカバーされているのか、を考えると良いと思います。
自分より上のレベルのチーム
監督だけでなく、経験者さんやママさんバレーの先輩から、教えてもらえるだけでなく、見ているだけでも勉強になります。
できないところ、失敗したところは、上手い人にカバーしてもらえます。
試合に出るのは、状況によりけり。
ギリギリの試合運びの場合は、出られないことも覚悟しないといけません。
自分と同等のレベルのチーム
自分のポジションのことは自分で責任を持ちます。
チームメイトのことを信頼して、同レベルで話し合えるチームになります。
試合に出るかどうかは、チームの方針によります。
自分より下のレベルのチーム
自分より格下のチームメイトがいる場合、アドバイスする側になります。
また、その選手ができないことは、自分がカバーしないといけなくなります。
できない相手に要求するより、自分のできること増やすことが大事です。
試合には出られますが、勝つために、アタッカーなら、自分で点を取り、レシーバー、セッターなら、自分が他の選手のフォローをすることが必要です。
そのチームに空いているポジションがあるか
学生バレーと違って、ママさんバレーでは、卒業、や、引退がありません。
厳密には、引退はありますが、みなさん70歳くらいまでバレーを楽しんでおられる方もいます。
と、いうことは、空くのを待っていて、自分がしたいポジションに入れるのは、30年後くらいでしょうか?(汗)
実力があれば、と思うかもしれませんが、ママさんの場合、実力があっても、そのポジションの現役選手がいる場合、変わることは難しいと思います。
なぜなら、ママさんバレーは趣味であり、基本的には、みんな”自分が”バレーするためにチームに入っているからです。
また、監督からの指示で、運良くスタメンになれたとしても、そのポジションに前からいるメンバーとそのメンバーの友達などと、上手くいかない場合も多いです。
気にしない、と思われるかもしれませんが、チームスポーツであるバレーボールは、チームに亀裂が入っていると勝てません。
そのため、ポジションが空いていない場合は、厳しい状況になるかと思います。
アタッカーがいないから、とか、セッターがほしい、とか、はたまた人数自体が足りないから、などのチームに入部した方が、その後、重宝されて、スムーズにいくこと間違いなしです。
アタッカーであれば、セッターとの相性も大事
セッターが上手い下手、というのもありますが、慣れてくると、上手い下手だけでなく、好きなタイプのトスと、打ちにくいトスをいうのがあります。
このセッターのトスが好き、という考えで、チームを選ぶのも手です。
また、トスだけでなく、気持ち的にも安心できたり、話し合えたりするセッターの方が、アタッカーとしては気持ち良くプレーできます。
セッターであれば、やりたいコンビができるか
コンビをしたいのであれば、速攻をしてくれるアタッカーがいることが必須です。
速攻をしたいのに、アタッカーが全員オープンしか打てないのであれば、やりたいことができないので、楽しめません。
普通は、今から練習していくということもできるはずですが、ママさんの場合は、今できることだけで楽しみたい、と思っている人も多く、新しい練習はしたくない人もいます。
お勧めのチーム選びのまとめ
いろんな選び方を紹介させていただきました。
チームに選ぶ時には、適当には選ばず、長く所属することを踏まえて、入部するチームを考えると良いですね。
どんなチームを選ぶかは、個人の基準ですが、私のおすすめは、
自分のやりたいポジションが空いているチーム、かつ
2チームに所属し、格上レベルのチーム+自分が最大限頑張れる同等レベルのチーム
です。
ポジションが空いていることは、入部する側される側お互いに、やはり必須だと思います。
2チーム所属の理由は、格上のチームで、試合に出られなくても、たくさんのことを勉強させてもらい、自分と同じレベルのチームの試合でどんどん活躍する、という形が自分の成長に繋がるからです。
同レベルの中にずっといると、小さくまとまってしまい、それ以上成長しにくいので、強いチームで勉強させてもらうと良いと思います。
格上のチームにいると、練習試合の相手チームも格上だったりするため、スピード感や、パワー、高さなどが違う、上級のバレーに触れることができます。
バレーをしようと思っている人は、基本的には、成長=楽しい、ですよね。
さらに、チーム全体での成長となり、去年は勝てなかった相手に勝てるようになると、最高ですね!
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