レシーブで床の上を滑ってカットすることができますか?
ワンチのボールやブロックの上を抜けたボールだと、飛びつかないと拾えないこともありますね。
が、この滑ってカットするのって、自然にできる人とできない人がいます。
結論から言うと、前者は低く構えられている人、後者は高く構えてしまっている人です。
なぜなら、極端な話、立ったまま前へ倒れろ、と言われたら、普通にこわいですよね。
低ければ、低いほど、床までが近いので、こわくないし、衝撃もありません。
ところで、低く構えているだけでも、両足が左右に揃っていたら、滑ることはできません。
具体的な方法は、以下の手順です。
- 足を前後に開いて、前後の屈伸の姿勢を取る(完全に座り込む?まで)
- 後ろになる足は、つま先を外向きにする
- 腕をまっすぐ伸ばしながら、前になった足の膝の外側→腰骨よりややお尻側→肩の後ろ(肩甲骨あたり)の順に体を床につけ、走りこんだ推進力で滑る
- 立ち上がる
絵が描けたら良いのですが、文字のみで申し訳ないです(汗)
ポイントは、正面から転ばないこと、膝をつかないこと、です。
回転レシーブまではいきませんが、体の横からやや後ろを使って滑ります。
滑り込む方法は、この他フライングなど、いろいろありますが、上記の方法が一番リスクも少なく、簡単な方法だと思います。
突然床の上でするのが難しければ、家の布団の上で、ゆっくり転ぶ練習をすると、感覚がつかめると思います。
ただ、布団の上では、滑らないので、前に進めません。
なので、感覚がつかめたら、床で滑ってみます。
滑ってカットできるようになると、カットできる幅が1m以上かなり広がります。
さらに、滑らなくても、この体勢で最終取る気持ちでいれば、転ばない状態でも低く構えられているので、転ぶ手前の動作も上手くなります。
一挙両得なこの滑り方、ぜひぜひ会得しましょう!
なにより、スーパーレシーブで上がったボールは、バレーの試合で、一番盛り上がるところです。
突然は難しいので、何度も練習してみてくださいね♪