相手チームが、いろんなパターンの速攻攻撃を持っている場合、どうやってブロックにつくのか。
何もできないまま、ノーブロックで打たれる。
好きなようにやられて、悔しい思いをしますよね。
ブロックがなければ、レシーバーがカットするのもかなりしんどいです。
では、どうやってブロックにつくのか、ですよね。
まず、基本的に、ブロックには、リードブロック、とコミットブロック、というものがあります。
- リードブロック
相手がトスを上げてから動き始め、スパイカーに合わせて飛ぶブロック。
トスが上がってから動くので、確実ですが、速攻攻撃には遅れてしまうことがある。
- コミットブロック
相手がトスを上げる前に、上がる場所を予測して、ヤマを張ってブロック。
ヤマが外れたら、完全にノーブロックになるが、速攻攻撃に対応できるブロック。
これらのどちらかで対応することになります。
結論から言いますが、基本的には、間に合えばリードブロック、間に合わないほど速いなら、コミットということになります。
間に合えば、リードブロックで問題ないですよね。
では、コミットの場合、何を基準に、ヤマを張るのか。
- セッターの体や手の向き
相手セッターのレベルによります。
どこに上げるのもほとんど変わらないフォームのセッターさんなら、お手上げですが、そこはママさん。
よっぽどのレベルでない限り、レフト、センター、ライトで、体の向き、手の角度などから、上げる位置を読めることがあります。
ブロックに飛ぶ時に、ボールを追っていませんか?
ボールは、レシーバーからセッターへ、セッターからアタッカーへ、つないでいきます。
この、レシーバーからセッターへボールが返る間に、ブロッカーはボールから目を離し、セッターを確認します。
よーーく観察していると、目線や体、手の角度、などの情報から、上げる位置がわかることがあります。
まずは、セッターを見る、という癖をつけましょう。
- アタッカーの位置を確認
セッターの場合と同じですが、ボールが、レシーバーからセッターに送られるまでの間、ブロッカーは立っているだけのはずです。
その間にセッターとアタッカーの位置を見ます。
アタッカーがいる位置が、オープン(平行)か、Aか、Bか、C、ライト(D)か、見ればわかります。
例えば、レフトの選手がBを打つつもりで、中に入っているのに、白帯ギリギリで待つ必要はないということです。
目の前のアタッカーをきちんと見ていれば、少なくとも一枚は確実につくことができます。
- 攻撃を読む
試合には流れがあります。
今日一番決まっているアタッカー、セッターが信頼しているエースアタッカーに持っていきたい、などの流れ、を読みましょう。
または、単純に順番に上げているセッターさんもいます。
そろそろライト、とか、わかる場合もあるので、観察して、読みの精度を上げていきましょう。
普通にできるセッターさんなら、サーブ順のポジショニング変更などで、ブロックが薄くなるところに上げます。
そこを読んで、待ってました!と、逆にどんぴしゃのブロックができると気持ちが良いですね。
- 声を聞く
確実に隠しているのが普通ですが、ママさんの場合、ネット際で、相手が話していることが、筒抜けの時もあります。
ぜひ、セッターとアタッカーの会話を盗み聞きしましょう♪
ちなみに、相手の守備を読む?場合にも効果的です♪(もう少し下がって!とか、外から外から!ストレート開けようか、など?コーチやキャプテンがいろいろ言ってます)
ブロックの付き方について、説明させていただきましたが、実は、これより確実に簡単なやり方があります。
拍子抜けしますよ!
そのやり方については、こちら↓