青色部分は、レシーバー編と同じです。
と既に読まれた方は、読み飛ばしてくださいね♪
バレーボールで、大事なことの一つに声出しがあります。
声出しているのに、声出して!と注意される・・・、よくありますね。
今回まずは、アタッカーの声の出し方を書いていこうと思います。
私も、昔はよく声を出して!と言われていました。
出してるのに・・・とも、よく思っていました。
正直、声が通る、通らない、は、あると思います。
ボソっというだけで、聞こえる人もいます。
うらやましいです(笑)
どうして伝わらないんだろう、と、試行錯誤の結果、伝わるためには、次のことが必要かな、と思いました。
- 声を張ること
前述もしましたが、基本的には、もちろん大きい声の方が良いです。
体育館の中では、いろんな音が飛び交っているし、広い体育館だと音が吸収されます。
なので、聞こえない、と言われるのなら、まずは受け止めて、自分で思っている以上に頑張って、さらに声を出しましょう。
- 連呼する
一回だけではなく、何度も連呼するのも良いです。
何度も呼ぶと、どこかのタイミングで聞いてもらえる瞬間に聞こえます(笑)
- 気持ちを伝えるように声を出す
声を出して!とい言われると、決まった言葉を機械的に言っている人をよく見かけます。
ですが、この、声を出して、の、”声”は、相手と会話をしましょう、ということです。
オープン、と、ただ単に声を出すだけではなく、「〇〇さん、ここに持ってきて!」という気持ちを込めて、〇〇さんと会話しているつもりで、オープン!と呼んでみてください。
気持ちがこもると、自然に必要な音量と、必要なタイミングになったりもするものです。
誰かに、ではなく、適当に投げた”声”は、相手も受け取り辛いです。
- タイミング
また、二段トスを呼ぶ場合も、上げる人が迷わないように、一個目のカットが弾かれた瞬間に、すぐトスを呼びます。
- どうしても声が通らない場合は、アクションで
それでも、どうしても上手く伝わらない場合は、アクションで呼ぶこともできます。
セッターが見える位置にいるアタッカーの場合は、手を大きく上げるだけでも、伝わります。
または、手をたたくと、伝わりやすいです。
セッター後ろにいるアタッカーの場合は、手を上げただけでは伝わりませんので、たたく方法で。
ただし、この場合、ラリー中のコンビなどは使えないので、できれば声で伝えられるようになれると良いですね。
声を出して!と言われ、出してるのに!という悩みは本当によく聞きます。
ただ、聞こえない、と言っている人に、言っている、と言っても、押し問答になるだけです。
あなたは、声は出しているのだとは思いますが、自分は出してる!と思わず、出しているけど、相手には伝わっていない、と認識して、どうにか伝わるように自分を変えていくしかないです。
ここではあまり触れたくないのですが、逆に立場であることも踏まえ、あえて書きます。
相手自体が余裕がなく、プレーに必死すぎる場合は、プレーに集中しすぎて声を聞けていない場合もあります。
あなたが聞く立場の場合は、どんな小声でも聞き逃さないように、常に周りが何か言っていないか、聞くことに集中する意識を持ってほしいです。
逆に、あなたが声を発する立場の場合は、相手のせいにしていたら、状況はいつまでたってもかわりません。
できることは、プレーに必死で余裕がない相手にでも、伝わるように伝えることしかありません。
最後に、咄嗟に声が出せない・・・、と自分で思っている場合です。
その場合は、必要なところだけ、急に声を出すのは難しいので、実況中継のように、ずっと声を出し続けてみるのが良いと思います。
相手サーブ~サーブカットまで
「〇〇さん!(カットしてほしいメンバー)」
「はい!(自分がカットする時)」
カット~セッター(二個目を上げるメンバー)まで
「〇〇さん!」
「はいはいはい!(自分が二段を上げる時)オープン!(トスをあげる場所)」
トス~アタッカーまで
「オープン!(←自分のポジション)」
自分が打たない場合は→「二枚!(ブロックの枚数)」
「フォロー!フォロー!(味方へ向けて)」
アタッカー~相手コートまで
「すぐ戻って!」
相手からの攻撃
「ツー!(カットが高くてセッターが返しそうな時」
「ブロック!(カットが高くてセッターが返しそうな時)」
「チャンスチャンス!(チャンスで返ってきそうな時)」
など。
例えば、こんなかんじで、ボールが落下するまでの間いくらでも声を発する機会があります。
ボールが上がっている途中でも「ナイスカット!」「ナイストス!」「ナイスキー」など、と言っても良いと思います。
とにかく、しゃべり続けることです。
今まで本格的にスポーツをしていなかった場合、そもそも、大きい声を出すことが恥ずかしいこともあります。
が、バレーボールでは声を出すことは、当たり前のことなので、とりあえず、なんでも良いので、まずは大きい声を出すことに慣れましょう。
最初は、ボールが動いていない間に言える、
「ナイスサーブ!(味方サーバーへ)」
「よし、来い!」(サーブカット側の場合)
などから始めるのが、簡単かもしれません。
この時も、ネットに向かって適当にではなく、誰に言っているのか、その人にどうしてほしいのか、気持ちを意識しながら言うと良いと思います。
コート内で、”会話”ができるようになると、バレーがさらに面白くなると思いますよ~。
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